保育園業界ニュース
2016年12月10日 土曜日
熊本市、「育児休業退園制度」を見直し
熊本市は来年4月から、保護者が育児休業中でも3歳未満の子どもを保育所に預けられるようにする。「育児休業退園制度」の運用を見直すとして7日、大西一史市長が市議会で明らかにした。
育児休業退園制度は、子どもを保育所に通わせている保護者が育児休業を取得することになった場合、家で子育てができるとみなされて子どもが退園させられる制度。仕事などで子育てが難しい家庭の子どもを優先して受け入れるために設けられた。
市によると、昨年4月時点で待機児童が397人いたが、保育施設を増改築したり、各区役所に保育施設などを案内する利用者支援員を配置したりして対策を進め、今年4月、待機児童が実質0人となった。このため、育児休業中の保護者も子どもを預けられるようにすることを決めたという。
育児休業退園制度をめぐっては、「復職の際に子どもを元の保育園に預けられない」「年齢で区切られるのは平等ではない」などの批判を受けて各地で見直しが進み、政令指定都市でこの制度を使っているのは熊本市のみとなっていた。
(出典元:朝日新聞デジタル様)
育児休業退園制度は、子どもを保育所に通わせている保護者が育児休業を取得することになった場合、家で子育てができるとみなされて子どもが退園させられる制度。仕事などで子育てが難しい家庭の子どもを優先して受け入れるために設けられた。
市によると、昨年4月時点で待機児童が397人いたが、保育施設を増改築したり、各区役所に保育施設などを案内する利用者支援員を配置したりして対策を進め、今年4月、待機児童が実質0人となった。このため、育児休業中の保護者も子どもを預けられるようにすることを決めたという。
育児休業退園制度をめぐっては、「復職の際に子どもを元の保育園に預けられない」「年齢で区切られるのは平等ではない」などの批判を受けて各地で見直しが進み、政令指定都市でこの制度を使っているのは熊本市のみとなっていた。
(出典元:朝日新聞デジタル様)