保育園業界ニュース
2016年8月30日 火曜日
H28.8.30 保育受け皿整備 2万人分前倒し「年度内に」
塩崎恭久厚生労働相は5日の記者会見で、政府が打ち出している待機児童解消加速化プランで2017年度に予定していた保育の受け皿整備の約4万人分について「16年度補正予算で、16年度内に2万人分を前倒しして整備する」と述べた。
塩崎氏は「保育人材の確保策も合わせた総合的な取り組みを進めていきたい」と強調。待機児童数の多い東京都の小池百合子知事とは保育行政で協調していく考えを改めて示した。
加速化プランは13〜17年度の5年間で保育サービスの定員を50万人増やす計画。
塩崎氏は「保育人材の確保策も合わせた総合的な取り組みを進めていきたい」と強調。待機児童数の多い東京都の小池百合子知事とは保育行政で協調していく考えを改めて示した。
加速化プランは13〜17年度の5年間で保育サービスの定員を50万人増やす計画。
2016年8月30日 火曜日
H28.8.30 保育指針改定に向け中間とりまとめ 教育の位置づけも
厚労省は8月8日、保育所保育指針の改定に関する中間とりまとめを発表した。0~2歳児の保育所利用者が増加していることから、乳児・1歳以上3歳未満児の保育に関する記載の充実を図るほか、保育所保育も幼児教育の重要な一翼を担っているのを踏まえて積極的に位置づけるなど、同指針の改定に関する方向性が示された。
1~2歳児の保育所利用率は、平成20年の27.6%から平成27年には38.1%にまで上昇した。この状況を踏まえ、中間まとめでは、3歳未満児の項目を新たに設け、発達の特性に合せて保育内容などを記載。また総則に、養護の理念を重点的に記載するとした。
幼児教育の積極的な位置づけについては、卒園時までに育ってほしい姿を意識した保育内容や保育の計画・評価の在り方などについて記載内容を充実する。主体的な遊びを中心とした教育内容に関しては、幼稚園や認定こども園との整合性を引き続き確保するとした。
そのほか、安全な保育環境の確保、子育て支援、職員の資質や専門性の向上、保育士のキャリアパスの明確化を見据えた研修機会などについて、記載内容の充実を図るとした。
同指針の改定に向け、今年末をめどに最終的な報告を取りまとめる見込み。その後、今年度内に大臣告示、平成30年度からの施行を予定している。
(出典:教育新聞様)
1~2歳児の保育所利用率は、平成20年の27.6%から平成27年には38.1%にまで上昇した。この状況を踏まえ、中間まとめでは、3歳未満児の項目を新たに設け、発達の特性に合せて保育内容などを記載。また総則に、養護の理念を重点的に記載するとした。
幼児教育の積極的な位置づけについては、卒園時までに育ってほしい姿を意識した保育内容や保育の計画・評価の在り方などについて記載内容を充実する。主体的な遊びを中心とした教育内容に関しては、幼稚園や認定こども園との整合性を引き続き確保するとした。
そのほか、安全な保育環境の確保、子育て支援、職員の資質や専門性の向上、保育士のキャリアパスの明確化を見据えた研修機会などについて、記載内容の充実を図るとした。
同指針の改定に向け、今年末をめどに最終的な報告を取りまとめる見込み。その後、今年度内に大臣告示、平成30年度からの施行を予定している。
(出典:教育新聞様)