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2015年10月30日 金曜日

H25 10.30 待機児童の解消になる?認定こども園て何?

2015年4月より、「子ども・子育て支援新制度」が始まりました!
この「子ども・子育て支援新制度」は、すべての家庭が安心して子育てでき、子供を育てる喜びを感じられるようにという願いを込めて施行されており、今や社会問題とされている待機児童の解消につながると期待されています。
これまで小学校就学前の子供たちを対象とした施設は幼稚園と保育所の2カ所がメインでしたが、このたび幼稚園と保育所の両方の良さを持つ「認定こども園」も利用できるようになりました。
そこで今日は「認定こども園」について分かりやすく説明していきます!

認定こども園って何?
認定こども園とは、教育を行う幼稚園と保育を行う保育園の良さを合わせ持っている施設のことで、保護者が働いている、いないに関わらず利用できます。
保育所では保護者のどちらかが仕事を辞めたり長期で育児休業を取ったりするなど就労状況が変化した場合、状況によっては退園しなければなりませんが、認定こども園は就労状況の変化に関係なく継続して利用できます。
さらに、認定こども園では保護者たちの子育て不安に対応している相談活動、親子が集える場の提供など数々の子育て支援の場が用意されており、気軽に参加できるのも魅力です。
また、保育時間は幼稚園と同様に1日4時間程度から保育所のように8時間程度など、柔軟に選ぶことができます。
ニーズに合わせて選べる4つのタイプ
認定こども園は、さまざまな保護者のニーズに合わせて幼保連携型、幼稚園型、保育所型、地方裁量型の4つのタイプがあり、どのタイプが運営されているかは地域によって異なります。

幼保連携型
認可幼稚園と認可保育所が連携し単一の施設として機能を果たすタイプ

幼稚園型
認可幼稚園が保育時間を確保するなど「保育」の機能を備えているタイプ

保育所型
認定保育所が子供たちを教育するなど幼稚園の機能を備えているタイプ

地方裁量型
幼稚園・保育所ともに認可のない地域において、教育と保育の両方を行うタイプ

申込みはどうしたらいい!?
認定こども園は、3歳以上で教育のみを希望する場合、利用希望者がお子さんを通わせたいと思う認定こども園に直接申込みます。3歳以上で幼保連携型または保育所型を希望する場合は市町村に申込み、その後市町村が利用調整を行った上で利用する園と契約することになります。詳しくはお住まいの地域の認定こども園へ問い合わせてください。

保育料はどのくらい?
気になるのが保育料ですよね。保育料は、保護者の所得に応じた負担を基本としており、国が定める金額を上限として各市町村が設定しています。ただし、園によっては手厚い教育や保育を行っている、設備が整っていることから一定要件のもとで必要経費を別途徴収することもあります。
保育料は、所得割課税額や家庭の状況、保育時間によって異なるので地域の行政窓口と利用を希望するこども園へお問い合わせして頂く必要があります。
全国各地にある認定こども園
認定こども園は、2014年4月1日の時点で全国に1359件あり、公立が252件、私立が1107件となっています。2011年以来、年々増加していることからも今後も保護者にとって選択肢の幅が広がったと言えるでしょう。
これまでは「働いていないから預けられない......」と諦めていたママたちでも申し込めるので、ママたちの社会復帰にも役立つことでしょう。
認定こども園は、「子育てからちょっと離れてリフレッシュしたい」「パートやアルバイトをしたい」「子供に集団生活を経験させてあげたい」など、さまざまな保護者のニーズに合わせて利用できる施設です。
幼稚園、保育所だけでなく、認定こども園に通わせるという選択肢もあるからこそ、お子さんにあった場所を選んであげたいですね!

出典:ママスタセレクト様

投稿者 株式会社シーク | 記事URL

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